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話をパチャに移しましょう。サーファーである彼女は、ますます大好きな海としっかりとつながり、母なる地球への愛を深めています。競技サーフィンの世界と、収入は多くてもエシカルではない企業スポンサーシップから退いて、サーフィン・アクティビストとしての自由な人生を歩み始めました。
コロナ・パンデミックの間は、オーストラリア国内をボーイフレンドと犬とともに旅をして回り、気候危機に立ち向かう「サーフライダー・ファウンデーション」、「サーファーズ・フォー・クライメート」グループや、野生の自然を守る「ボブ・ブラウン・ファウンデーション」などを支援しました。
2022年後半には国外での活動を再開、生まれ故郷のエクアドルとのつながりを深めました。そしてそこで起きているさまざまな環境問題を世界に発信したり、コミュニティ支援をするための活動に取り組んできました。そんな中、サーフィンのエクアドル代表団に招聘され、今年夏にインドネシア・バリ島で開催されるオリンピック大会に挑むチャンスを手にしました。
残念なことに選考からは漏れましたが、家族のため、女子サーファーの地位向上のため、エクアドルで起きている環境危機を世界に伝えるため、パチャが再び競技サーフィンの世界に戻ろうと決意したことは、私にとってもとても誇らしいことでした。
もう一つのうれしいお知らせ! 2024年1月、パチャはパタゴニア・オーストラリアのポッドキャストメディア「water people」に取り上げてもらいました(こちら)。今後もパチャが環境アクティビスト企業パタゴニアの中で、サーファー=環境アクティビストとしての活動に情熱を傾けることができることを楽しみにしています。
次にヤニです。高校卒業とともに、ヤニはカルチャー・クリエイティブ(文化創造者)としての人生を歩み始めました。デザインの仕事や、サーフィンのコーチングのアプリを制作する仕事などを経て、彼はマレーシア、南米、ヨーロッパへの一人旅に出ました。それは、アーティストとしての技量を高め、世界と自分についての洞察を深める旅でもあったのです。
ヤニは今、サーファー、スケーター、ミュージシャン、アーティスト、映像制作者などとして、多彩な活動をするアクティビストです。いつも複数のプロジェクトを抱えながら、次の旅のために必要なお金を稼ぐための仕事にも就きます。去年はパチャのエクアドルでの撮影プロジェクトにカメラマン、クリエイティブ・アシスタントとして参加、自分自身のルーツとのつながりを取り戻し、姉であり活動仲間でもあるパチャをサポートしました。
20年という、自分が生きてきた物理的時間をはるかに越えた、広く深い人生経験を積んできたヤニ。彼は今、世界をよりよく理解し、現代社会の危機に立ち向かい、人類生存のための文化的抵抗者として生きる決意を固めています。
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