2024年はじめに、ナマケモノ倶楽部代表の辻信一さんが発信した「希望のキャラバン」たちあげのメッセージを再掲します。5月中旬に来日、「国際生物多様性デー(5/22)」から走り出した「希望のキャラバン」。7割の行程を経て、キャラバン号にたくさんのグッド・ニュースを詰め込んで走っています。夏至の夜は滋賀、そして岐阜、横浜。
パチャとヤニの希望のストーリーを聞きに、会場に足を運んでください。
みなさんの希望のストーリーを聞かせてください。
暗い時代だからこそ、希望を語り合いましょう。We still have HOPE!(事務局)
ナマケモノ倶楽部は25周年を迎えました。最初はこんなに長くやるつもりはなかったのはもちろん、70になってもまだ代表をやってるなんて信じられません。
運動なんて長くやるからいいというものでもないでしょうが、なぜかやっている以上、面白いことをやりたい。というわけで、今年の25周年は楽しく、ワクワクするものにしたい。最近のCOP26の結果、ウクライナ、パレスチナ・・・などどこを見ても、これでもかこれでもか、ぼくたちを崖っぷちから突き落とそうとするようなニュースばかりですが、それでも、いや、だからこそ、希望を掲げたい。
ぼくたちの仲間、宇宙塵(福田稔)がいつも言ってましたね。「希望は希な望みなんだ」。希であればあるほど輝くんだって。
25周年を祝おう、そのために、一家で日本に来て、キャラバンのように地域を巡って、希望のメッセージを届けたい、そう提案してくれたのは、ナマケモノ倶楽部の創立メンバーで長く共同代表を務めてくれた、国際的な環境活動家でシンガーソングライター、アンニャ・ライトです。ナマクラはかつてそういうことをしょっちゅうやっていたんです。よし、アンニャの提案に応えよう、とぼくは強く思いました。
やってくるのは、アンニャと、娘のパチャ、そして息子のヤニ。22歳のパチャは国際的に活躍するサーファーであり、モデル。20歳のヤニは音楽や映像を手がけるアーティスト。ともに世界の現状を深く憂慮するアクティビストたちです。
みなさん、この「希望のキャラバン」にぜひ参加してください。何らかの、自分らしい方法で、関わってほしいのです。どんなに小さなことと思えても、役に立たないと思えても、構いません。ナマケモノ倶楽部などという怪しいグループに入っていること自体がすでにあなたのただならぬ勇気を示している。もうちょっとの勇気をふりしぼって、来年こそは、アクティビストとしての自分をもう一歩前へ(後ろへ?)進めてください。
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お金に少し余裕のある方はお金を(近くに金持ちのいる人はその人のを)、食べ物を作っている人は食べ物を、宿泊スペースのある人はそれを、交通手段のある人はそれを、時間と体力しかない人はそれを・・・・ぜひシェアしてください、ぜひ持ち寄ってください。
寄付を募りましょう。もちろん謙虚に、しかし恥ずかしがらずに、堂々と胸を張って。
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ぼくはこれがナマケモノ倶楽部の代表として最後の舞台となるかもしれないという思いで、自分自身を盛り上げたいと思います。楽しいものにしたい。楽しくないことはやりたくない。
ナマケモノ倶楽部代表 辻信一
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