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「大地再生チョコレート&コーヒー2025」ーRegenerative & Localを伝えるメッセンジャーになろう!

執筆者の写真: ナマケモノ事務局ナマケモノ事務局
イラスト:Cristian Anangono
イラスト:Cristian Anangono

ナマケモノ倶楽部は、大地再生(リジェネラティブ)&ローカルのビジョンをもってカカオやコーヒーの栽培に取り組み、森、里、海へと連なる生態系を守る人びとを応援します。



今年もエクアドル、マシュピの森から「大地再生チョコレート」が届きました!


冬、カカオがおいしい季節の到来です!今年も南米エクアドルで、土壌改善から森の再生をはかり、多様ないのちあふれる森のなかで育ったエクアドルの在来カカオ(カカオ・ナシオナル。アリバ種ともいわれる)で手作りされたクラフトチョコレートが、マシュピ農園から届きました!


清浄な空気や水、健全な土壌、そして多様な動植物からなる豊かな生態系が育てたカカオを使って、地域の人びとが丁寧に愛をこめて手作りしたチョコレートたち。大地の愛に育まれたチョコレートを選び応援することが、地域経済を支え、気候変動の解決にもつながります。


 

大地再生チョコレート&コーヒーのMessengerになろう!


大地再生チョコレートやコーヒー、そして地域経済とエコロジーに思いをかける素敵な人たちのストーリーをあなたの地域でも発信しませんか?「大地再生チョコレート&コーヒー2025」のMessengerになって、チョコレートを通じて世界の問題を学び、森の美しさ、たのしさにつながりましょう。


>>お店・グループの方へ:地域のマルシェや集まりでの共同購入など、ぜひお気軽にお問合せください。ナマケモノ倶楽部 info@sloth.gr.jp 


>>個人の方へ:ぜひ「大地再生チョコレート&コーヒー」にマップ登録している近くのカフェやマルシェに足を運んでみてください。スタッフの方とお話をしてみることで、共通の関心テーマや、地域コミュニティでの活動につながるきっかけが見つかるかもしれません。SNSで「大地再生チョコレート&コーヒー」のストーリーを、あなたの言葉でぜひシェアしてください。




 

cacao stories

土と森の再生でカカオも人もハッピーに


エクアドルの首都キトから北に車で5時間。アレホとアグスティーナ夫妻は、2009年、耕作放棄地だった牧草地に「マシュピ農園」を構え、土壌再生に取り組んできました。現在では鳥や動植物の種類が約3倍に増え、柑橘類やハーブなど森からの恵みでチョコレートの新フレーバーをつくる楽しみも!


2人はスローフード協会や種子保存運動のメンバーでもあり、カカオの世界品評会「チョコレートアワード」で毎年ノミネートされるローカル経済のヒーローです。


>>大地再生チョコレートに取り組むアレホさんのお話(こちら)、アグスティーナさんのお話(こちら



 

coffee stories

コミュニティで森、人、文化を育てる


タイ北部のノンタオ村では、カレン民族が森の中でレイジーマンコーヒーを育てています。先祖から伝わる自然界への謙虚な気持ちと世界観が、気候危機を引き起こした食のグローバリズムを超える知恵として、世界から熱い視線を浴びています。


メキシコでは、プエブラ州に暮らすナワット族を中心に生物多様性を最大化する「森林農業(アグロフォレストリー)」でコーヒーやオールスパイス、果樹を栽培。トセパン協同組合の森林農業モデルは前アムロ政権での国策にも導入され、現政権にも継承されています。



 

regenerative, it's our hope

大地再生という希望


絵:foonie
絵:foonie

ナマケモノは生態系の中にとけこんで、森に育てられ、森を育てる。このナマケモノの生き方にこそ「リジェネラティブ=おのずから更新し、再生し、いのちをつないでいく生命の営み」がみごとに表現されています。


現在、世界中で、土を掘り起こさない、常に土を覆う、動植物・微生物の多様性を保つ…などを柱とするリジェネラティブ(大地再生)農業が注目されています。待ったなしの気候危機を前にして、農民だけでなく、山や海に、そして都市に暮らすすべての人に、リジェネラティブな世界観と生き方が求められています。


ナマケモノ倶楽部は、「大地再生チョコレート&コーヒー」をキーワードに、国内外の土と森をよみがえらせ、ローカルな食と農、コミュニティ活動を応援します。


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